表現する

昨日は、高２の娘の門下の弾合い会でした。高校生から大学院生まで。

みんな音楽家を目指しており、真摯にピアノに音楽に作曲家に向き合い、魂で奏でます。そのエネルギーって直接心に響いてきます。

幸せなことに娘の先生は、日本の第一線で活躍されているピアニスト。みんなの演奏後のそのアドバイスは細やかで、常に聴衆に音楽を奏で伝えていらっしゃるエッセンスとエネルギーに満ちています。

毎年、年に一度、それを聴いて、肌で感じて、味わえていることにしみじみと感謝しています。

魔法使い！？

パーソナルカラー診断をしているとお話すると、その場で「私は何色が似合いますか？今、わかりますか？」と聞かれることがあります。

答えは「いいえ」

私が魔法使いだったら、その場でエィッと魔法をかけて、「あなたの似合う色はこれです」と言って差し上げられるのですが….。残念ながら、診断しないと、お伝えすることはできません。

パーソナルカラー診断は、色と診断する方の肌の色、髪の色、目の色とが調和することを判断基準にしていますので、色の布を用いて診断しないと感覚だけではお伝えできないのです。

パーソナルカラー診断は、色の布をお顔の下に当てて、その肌色やツヤ、お顔のほうれい線やクマなどの影がでたり、フェイスラインが引き締まってくっきり見えたり、などの変化を見て「似合う」「似合わない」を判断します。当てる色の布の種類は、８色×４シーズンの３２色が基本です。

診断される人にも、お顔の変化に注目していただきます。

最初は色の布に目が奪われて、なかなかわかりにくかもしれませんが、その変化は診断中にわかりやすく説明しますので、そのうち目が慣れてきて、わかるようになります。

そうすると、好きな色なのにその色を当てた時に

「あら、私なんだか疲れて見えちゃうわ。」

あまり挑戦したことのない鮮やかな色を当てた時に

「わあ、なんだかイキイキと血色よく若く見えるわ！」

などということがわかってきます。

私自身、好きな色が実はちょっと疲れて、さえなく見える..ということが分かった時に、「えーー！もっと早く知っていたら！もったいない！」と心から思いました。

でも！試してみたいと思っていた綺麗な色もたくさん似合うことが分かったので、お洋服を買いに行くのが楽しみにもなりました。

魔法のように！

今度は骨格スタイルを知ってそれを取り入れることで、ある効果的な着こなしを紹介します。それは

「見た目マイナス２キロ」

こちらは魔法のようでしょ？

骨格スタイルには「ストレート」「ウェーブ」「ナチュラル」の３タイプがあり、それぞれに得意なデザイン(形）・素材があります。

「ストレート」さんは、グラマラスで立体的で、丸みのあることが特徴です。なので得意なお洋服のデザインはシンプルでベーシック。素材は張りのある質感のものがお勧めです。フリルがあったりキャザーがあったりすると全体にボリュームが出て見えて、さらに薄い素材だと身体のラインが強調されて、太って見えるのです。私が陥っていた罠ですね…。

「見た目マイナス２キロ」効果のポイントは

張りのある生地で身体のラインを出さずに、大きすぎず、ピチピチしすぎないジャストフィットのサイズを着ることです。腰や胸、お腹回りのお肉をカバーして、着やせ効果抜群です。

 

「ウェーブ」さんは、華奢でフラットが特徴です。なので得意なお洋服のデザインはフリルやギャザーがあるドレッシーでフェミニンなデザイン。素材はソフトで薄い質感のものが得意です。シンプルすぎると、のっぺりみえたり、生地が張りがあって分厚いとそのボリュームのほうが勝って太って見えます。

「見た目マイナス２キロ」効果のポイントは

ソフトな生地感で体の柔らかいラインを出して、ぴったりフィットのサイズを着ることです。そして大切なのが、ウエストマークです。ウエストマークのないチュニックなどは、身体のラインが出ずに太って見えます。ベルトなどでしっかりウエストマークをしてくださいね。

 

「ナチュラル」さんは、骨格がしっかりしていて、フレーム感があるのが特徴です。得意なお洋服はラフでボリューミーな個性的なデザイン。素材は天然素材で、ある程度の張りや質感のあるものです。綿や麻などです。ソフトで柔らかすぎると、骨のフレーム感がでてしまいます。またシンプルすぎても、同じようにフレーム感が大きくみえて太って見えます。

「見た目マイナス２キロ」のポイントは

天然素材の生地を少し大きめサイズでラフに着こなすことです。そうすることで、身体のフレーム感が強調されず、程よい抜け感となり、その抜け感が痩せて見える効果と女性らしさを演出します。

 

 

 

-5歳の似合う色、-2kgのデザインがわかる「大人キレイの法則」